神降臨野池釣り禁に想ふ

Fish Cellarの中にもページを組んでる伝説の神降臨野池がなんと釣り禁になったそうで・・・


昨年有り得ないほど50アップを釣った神光臨野池。


つーか今年の春もかなり釣った神光臨野池。



アソコがなくなったなら俺はどうやって生きて行けば良いのやら・・・




でもただ50アップを釣ることに関しては神降臨野池の存在のせいでマンネリ化してきてたし、正直アソコで50アップ釣ってもおもんない。

そんな理由から最近ではガイドに徹してたわけだが、今回の釣り禁はそういった部分も含めてこれを期に新たな釣りへ進めっていうサインだと俺は思った。



俺が求めてる魚って大きいか小さいかじゃなくてその1尾がどれだけ熱いかじゃん？


だったら今回の釣り禁で単純に50アップ捕獲数が減ろうが関係ないじゃん？

まぁ俺はそれでもゴッツイ魚が大好きだからこの夏も、もちろん狙いにいきますけどね。



待ってろ琵琶湖ロクマル、琵琶湖オオナマズ、そしてアカメ。



もう安定した釣果とか他人より釣るとかそういう一般的にバス釣りで凄いと言われる部分には興味がない。




自分が一番カッコいいと思えるスタイルで
自分が一番カッコいいと思える魚を

それもわかりきった状況で釣るんじゃなく偶然の塊みたいな条件。



魂、情熱で獲りにいきたい。




そして今そんな思いを一番ぶつけられる魚が間違いなく高知のアカメ。



腕や金はないから根性で獲りにいく。





「釣れたらラッキー」って感じじゃない。


「がむしゃらにでも絶対獲る」




笑われるかもしれない。ガキが数日遠征で狙って釣れるほどアカメは甘くないと罵られるかもしれない。

しかも俺は釣りが下手。




でもここまできたらそんなこと関係ない。


アカメに心底憧れてるんだ。頭の中でアカメとの格闘が思い浮かぶんだ。


そんな夢だけ見てるクソ高校生がそのイメージを本気で再現しに現地に狙い行くってのは自然な事だろ？





テクニックとか腕とかは凄腕の大人に遠く及ばないかもしれない。

でも泥臭さだけは負けない。

どんな厳しい状況でも絶対に諦めない。






出費はほぼ18切符代のみで宿泊は野宿。飯は殆ど水分だけ。憧れの魚を前にして寝る時間も勿体無い。
釣りが原因で彼女と別れた俺。周りの友人に言わせるとキチガイ。



笑うんなら笑え。
釣りをナメてると怒るんなら怒ってくれ。
高知に遠征釣行くらい大したことないじゃんと思うならそれでもいい。


でも俺にとっては冒険。それはスケールちっさくても俺にとっては自分がカッコいいと思える冒険。





絶対獲る。夏に向けての宣言。


神降臨野池釣り禁に想ふ。



アレも欲しい
コレも欲しい
もっと欲しいもっともっと欲しい

夢が叶うその日まで夢見心地でいるよ

～ブルーハーツ～／夢